■交通広告とは 交通広告とは
交通広告とは? 交通広告とは?
交通広告とは、私たちの行動・生活環境をとりまく様々な交通機関や交通関連施設、また移動性のある車両やその施設に付随するスペースなどを利用した広告媒体の総称です。
日常生活において交通広告は、生活者が移動・外出中に接触するコミュニケーション媒体として活躍します。他のメディアに比べ生活者の変わらない行動(習慣)である通勤や通学、この生活動線上で強制視認性が高く、反復訴求の期待ができるエリアマーケティングには欠かせない媒体として「交通広告」が注目されています。
日本の交通広告費 日本の交通広告費
2019年度、日本の総広告費は6兆9,381億円(前年比101.9%)と8年連続のプラス成長となりました。2019年度もっとも印象付けられる事象として、インターネット広告費が2兆円にまで成長し、テレビメディア広告費を抜いた事が挙げられます。広告業界にとってマスメディア中心からインターネットへのシフトが進む転換の年となりました。
媒体別にみると、「新聞広告費」(前年比95.0%)、「雑誌広告費」(同91.0%)、「ラジオ広告費」(同98.6%)、「テレビメディア広告費」※(前年比97.3%、地上波テレビと衛星メディア関連の合計)結果、「マスコミ四媒体広告費」は同96.6%となりました。
「インターネット広告費」(同119.7%)は、前年に続き大規模プラットフォーマーを中心に成長を続けています。またマスメディア四媒体由来のデジタル広告費も増加しています。これまでの非デジタル領域でのコンテンツが、デジタル領域でも支持され、広く活用され始めました。
「交通広告」は、2,062億円(同101.8%)と広告費全体の大きな変動はありませんでしたが、紙媒体(中づり広告、駅ばりポスター)が落ち込み、それを電車内・駅構内のデジタルサイネージがカバーする傾向が続いています。ターミナル駅の大型スクリーンが話題を集め、電車内デジタルサイネージが主要鉄道網のスタンダードとなり、出稿先メディアの選択肢として普及しました。またタクシー広告のデジタル化が進んでおり、BtoB向けの広告出稿先として首都圏から地方都市まで拡大しています。
業種別では前年に続き「飲料」が減少、「エステ系」「人材系」「外資系企業」が増加する傾向が続いています。
交通広告の媒体特性 交通広告の媒体特性
交通広告の最大の特徴は、消費者の生活動線に網羅的なポジショニングを擁する媒体である、ということです。この優位性から導きだされる特徴・メリットを7つご紹介致します。
- 1.都市型広告媒体
- 大都市になればなるほど、移動手段としての交通機関の重要性は高まります。都市生活者にとって生活道線上にある交通広告は有力な生活情報源です。(インフォメーション効果)
- 2.生活行動時訴求媒体
- 人々の生活行動時点(通勤、通学、ショッピング、レジャー、コミュニティ活動)を的確にとらえます。特に通常のマスメディアでは捉えがたいビジネスマンやOL、学生などの外出移動者にまで訴求します。(プロモーション効果)
- 3.マス広告媒体
- 東名阪のJR・地下鉄・私鉄の利用者は1日5,200万人(※)に達し、首都圏だけでも3,600万人という膨大な数にのぼります。この数字は交通広告の対象者がマス媒体に匹敵することを示しています。(マスコミュニケーション効果)
- 4.反復訴求媒体
- 交通広告は掲出時間(日数)や接触時間が長い上に、安定したターゲット(定期利用者)に反復訴求するため、記憶・認知を十分に高めることができます。(メモリー効果)
- 5.対費用効率媒体
- 地域、路線、駅などをセグメントできるので、拠点対応に無駄のない展開が可能で、しかも利用者特性からターゲットの絞込みも可能です。(コストパフォーマンス効果)
- 6.販促誘導性媒体
- マーケットに近いところに位置する広告なのでPOP効果があり、消費行動に直接作用します。(マインド効果)
- 7.クリエイティブ力発揮媒体
- B3、B3ワイドポスター、B0ポスター、さらに大型ボード等、交通広告の表現スペースはどれも大きく、ダイナミックな表現ができます。さらに立体ポスターや特殊素材を使う等の工夫により注目率を高めることもできます。(アテンション効果)
(※都市交通年報2000年版より)
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交通広告には精緻な戦略が必要です。 交通広告には精緻な戦略が必要です。
交通広告は非常に効果的な広告手段ですが、広告目的・目標に立脚したプランニング、豊富なエリアマーケティングのノウハウに基づいた媒体の選定が欠かせません。
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